皆既日食Tシャツの印刷過程レポート(2008.09.26)

皆既日食Tシャツは、オリジナルTシャツのKANE100さんとLOUDOG(ルードック)さんのご協力により完成させることが出来ました。
今回その現場に潜入し取材させていただきましたのでレポートしてみたいと思います。

まずはじめにルードックさんをお伺いし、実際の作業を見せていただきました。

皆既日食Tシャツは1枚1枚職人さんの手によって刷られています。
100%手刷り。手仕事。1日で150枚しか生産できません。
手の入れ方、力の入れ方、気合いの入れ方が素晴らしい職人技でした。

img-box-design
このシルクスクリーンの機械で1枚1枚、手で刷られていきます。
img-box-design
使用される油性インク
img-box-design img-box-design

【シルク印刷過程】

img-box-design
1刷目:白インク 
img-box-design
2刷目:白(透けないよう2度刷り)
img-box-design
3刷目:イエローインク
img-box-design
4刷目:マゼンタインク
img-box-design
5刷目:シアンインク
img-box-design
6刷目:シアン(深い色にするため)
img-box-design
7刷目:黒インク 完成!
img-box-design
ルードックのお二人

LOUDOG(ルードック)

墨田区石原1-18-7セントラルマンション1F
TEL 03-3626-1236
http://loudog-t.com/

次に今回製作にあたってどのように印刷すれば良いのか、とことん相談にのってくださって、実現してくださったKANE100さんをお伺いし、代表の山本さんにお話をお伺いしました。

img-box-design
※デザイン原画(デザイン:白井美和)

「これ無理。不可能!」って思ったんですよ。

【デザインについて】


はじめ原稿の絵を見たとき、
「これ無理。不可能!」って思ったんですよ。(笑)
けど、これは断る方向性の言葉なんですよね。
すぐやる方向性に頭をシフトチェンジして考えたんです。
クリエイティブな仕事していると、いい加減なものを作っていまうと、メシを食ってる時に「あ~あれちょっとダサかったなぁ」ってね。
おいしくメシが食べられない。

【なぜシルク印刷?】


もっと簡単に転写でやる方法もあったんだけど、このデザインを再現するにはシルクがよかったんだよ。
ここで転写でやってしまうのは僕の仕事じゃないんだよ。

【インクについて】


通常は顔料(水性)インクだけど、このTシャツは染料(油性)インクを使用。
なぜなら、こまかい模様を再現するには染料が適していることと、発色が良いから。
コスト的には染料の方が高くなるんだけど、完成度を重視して染料を選択したんだよ。

【手仕事】


手仕事なので、よ~く見ると、それぞれ色が、ごく微妙に変化しているんです。
これは当たり前のことで、手で刷っているんですよ。という証明です。
ルードックの富澤さんは、今回みたいに難しい仕事でも難しがらないんだよね。
楽しんでやってくれるんだよ。
布に印刷しているからTシャツという実用品だけど、これだけのことを紙に印刷していたら、芸術品だよ!

【余談・近藤聖美とKANE100山本さんの初対面。】


はじめて近藤聖美がKANE100さんに訪れた時、車でビルに突っ込んだのが初対面!
突っ込んだときの、山本さんの言葉。
「なおさなくていいよ!どうせ、ビル立て替えようと思っていたから!!!」
「いやぁ、神の声だと思いましたね。
立て替えようかどうか迷っていたところにこれですから、もう、立て替えろと。」
頭のスイッチの切り替えの早さに脱帽です。

img-box-design
そして、建て替わった現在のKANE100さんのビル。立派!

オリジナルTシャツのKANE100

本社: 東京都墨田区石原1-8-1
工場: 東京都墨田区亀沢3-18-3-2F
TEL 03-3625-0231~3
http://www.kane100.jp/
その後、おつきあいさせていただいて、早2年
Tシャツについて、いろいろ相談させていただき、的確なアドバイスをどれだけ頂いたことでしょう!
「最近はオープンマインドじゃ無い人が多いよね。
物を知らないのに、疑う。みたいな。
そんな中、どっぷり信頼して、相談してくれるっていうのは、こっちとしてもありがたいことなんだよ。
何も、相談せずに逃げちゃう人とか多いから。」

これからも末長くよろしくお願いします!

img-box-design
左より 近藤聖美(プロデューサー)・ルードック富澤さん(刷り職人)・KANE100山本さん(ディレクター)・白井美和さん(デザイナー)

取材・撮影担当 向井晶子 Welcome! Romp